のらくら鳥見日記
 
          ------気が向いた時のみの更新
です------

2006年6月25日(日)2
北海道6 番外 エゾシカとキタキツネ 
北海道の道路はかなり空いています。
高速道路並みに皆さん走るようです。
1時間ぐらい対向車に会わないこともありました。
  
走っている時の楽しみは、雄大な景色と道路際に現れる、エゾシカとキタキツネに会えることです。

エゾシカに会う機会が沢山ありました。道路際で草を食んでいます。あまりにも無防備と思います。が良く見ると耳が全て人がいる方を向いていることにご注目ください。やはり、野生の鹿です。
  数少ないオスジカです


  知床にて

  尾岱沼にて

キタキツネ

車で走っているとき見つけて写したものです。

同じ狐ですが、かなり毛並みがきれいな狐です。
春国岱の沼地で

厚岸のがけで 

    
2006年6月25日(日)
北海道6 川湯温泉・小清水原生花園
朝一番に、川湯地域運営協会で毎日行っている「つつじヶ原の自然観察」に参加しました。5時45分に川湯温泉を出発、イソツツジが満開の早朝散策です。野鳥は今ひとつですが、イソツツジとハイマツの群落は見事。  ↓
 つつじヶ原のイソツツジと硫黄山

  イソツツジ


 見所は、ギンリョウソウの群落です。


 
最終日のため、気になるシマアオジを探しに、小清水原生花園に再び行きました。
残念ながら見つかりませんでした。
驚いたことに、20日に来た時に少ししか咲いていなかった、ハマナス・エゾカンゾウがかなり咲き、エゾスカシユリもぽつぽつ、咲き始めていました。

     センダイハギの群落
  ホテルの屋根にイワツバメが巣を作り始め    ていました。簡単に作っているようですが、      その下の地面には、付けるのに失敗した
  巣材が沢山落ちていました。 ↓                                   

巣の作り始め




さらに作り進んだ別の巣




小清水原生花園のハマナス

たった5日でハマナスは満開。




エゾスカシユリ

咲き始めたエゾスカシユリ
               
     
2006年6月24日(土)
北海道5 屈斜路湖・阿寒湖 
川湯温泉から屈斜路湖に向かう。和琴半島を一周して鳥見。鳥はいるようだが、何しろ蚊が多い。歩いているだけでも次から次へと蚊がまとわりつく。落ち着いて写真が写せない。
カラ類他に野鳥がいるようだがほとんど姿が見えない。何しろ蚊が多く立ち止まるとすぐ刺されます。
早々に退散。
和琴半島の入り口でニュウナイスズメ、ゴジュウガラ、アオジがいました。
 
つづいて、阿寒湖に向かいました。
雌阿寒岳登山口の林道に入りました。ミソサザイ、カラ類がいますが、高木が多く写真には写しにくいです。
ニュウナイスズメ

ゴジュウカラ

     
2006年6月23日(木)
北海道4 霧多布・厚岸
前日、霧多布のエトピリカ村に宿泊(片岡さんご夫婦で運営している、旅人宿)。オーナーの片岡さんは、エトピリカの保護に一生懸命な方。

静かな宿で、夜中ベッドの中で、居ながらにして、エゾセンニュウ他の夜鳴く鳥の鳴き声が聞こえます。
車の音もしません。 野鳥に興味のある人にはよい宿です。

朝の4時頃に、濃霧が晴れたのでアゼチ岬に出かける。岬は朝から賑やか。シマセンニュウ、コヨシキリ、ノゴマ、オオジュリン、ノビタキ常連さんの登場。

アゼチ岬はけっこう野鳥が入れ替わり立ち代り出てきます。写真を写しているうちに、またまた霧が発生。5時半になったら、またもや霧だらけ。早々に退散。

最初にエトピリカを探したのですが、見つからずあきらめて他の鳥の写真を写していたら、居たんだそうです。
「うーむ」何しにいったのだろう?。反省することしきり。
    サッカー日本代表も反省しろー!!!!。」
と八つ当たり。

霧の霧多布を出発して、厚岸に向かう。
北大臨海実験所の森を歩く。コマドリのさえずりに迎えられる。沢筋に沢山いるもよう。しかし、姿を見せない。これ以外にゴジュウカラがいたが写真に写せず。再び雨が降り出して、早々に本日の泊り先の川湯温泉に向かう。
北海道のお約束、ノゴマです。

シマセンニュウ

なんともいえないかわいらしさです。
2006年6月22日(木)
北海道3 春国岱で蚊に追い回される。
本日の天気予報も午後から雨。雨が降る前に本日の主要探鳥地、春国岱を回ってしまう予定。
春国岱ビジターセンターで情報を仕入れ、コースを決める。
小雨が降る中、センター隣接の小鳥の小道を歩く。アカゲラ、ヒガラ、エゾセンニュウの姿を見ました。
雨で森が暗く写真は無理。
しかも蚊が多い。歩くのを止めるとすぐに食いつかれる。
小鳥の小道を早々に逃げ出し、ヒバリコースからアカエゾマツコースを歩く。ヒバリコースの内海側でオジロワシ、アオサギ、チュウシャクシギ、キアシシギを見ることができました。
霧の中、墨絵になった野鳥を見る感じ。アカエゾマツコースでは霧も深いせいもあり、アオジ以外の野鳥を見れませんでした。こちらのコースも蚊が多いです。

海側でオジロワシ

アオサギ

午後から雨。鳥見も出来ず、やむなく、霧多布に移動、霧多布の温泉施設で時間調整。
唯一まともな鳥の写真・キアシシギ

歩道沿いに近いところに居てくれました。まだ北へ渡らないのでしょうか。                
春国岱の特徴?木についたコケの多さ
サルオカゼタイプのコケが多いのです。
止まっている鳥はアオジです。      
2006年6月21日(水)
北海道2 野付半島・尾岱沼は霧の中 
前日は、知床羅臼泊り。夕方より霧が発生。
本日は朝から霧が発生。小雨もよう。
コマドリが鳴く羅臼の宿を出発。

野付半島に向かう。ナナワラの途中で、タンチョウを見る。
トドワラの入り口の原生花園は見事。小清水よりコンパクトだが花の多さと数は、ひけをとらない。

天気が悪いせいか人が居ない。その反面野鳥は多い。
まず最初に、コヨシキリが登場。カワラヒワ、ノゴマ、ベニマシコ、オオジュリン、アオジが登場。
最後に、オオジシギが賑やかに登場。「ズビヤ−ク・ズビヤーク・ザ・ザ・ザ・ザ−−」
雨と霧に鳴かされ写真の写りが今ひとつ。


こちらは、原生花園、クロユリが満開。大型のスミレが目立つ。センダイハギも咲いている。

     満開のクロユリ

    大型のスミレ 名前は分かりません


このあと、午後から雨。当初予定していた別海町観光船に乗る気も起こらず。鳥見も出来ず、やむなく宿に直行、温泉に浸かる。
霧雨にかすむタンチョウ


入り口で歓迎の挨拶をするコヨシキリ

雨にしょぼくれるベニマシコ

2006年6月20日(火)
北海道1 小清水原生花園
4月に格安航空券を手に入れ、北海道道東に行ってきました。初日と最終日のみ晴れ、間の全ての日は、霧か雨という結果と相成りました。
北海道は梅雨が無いはず?と思ったのは甘かった。

小清水原生花園手前のトウフツ湖でまずは、オジロワシが出現。
原生花園駅周辺で、ホウアカ・ノビタキ・アオジ・コヨシキリをながめる。
私の住んでいる金沢区ではアオジは冬鳥です。いつも地面で餌を探しており、このように高くて、日当たりの良いところでさえずっているのは見たことがありません。
ノビタキの若は個人的に渋い色合が気に入っています。大人の雄は頭が真っ黒で、目がどこにあるのか分かりません。若者は違います。

ハマナスは咲き初めでちらちら。エゾカンゾウが咲いている。エゾスカシユリはまだ少し。
一番の見所はセンダイハギで、満開。
  エゾカンゾウ


 センダイハギが満開
アオジ

しかし、きれいな黄色です。見直しました。   
ノビタキの若
     黒くなる前、目鼻立ち?が分かる、若い雄は良いです。                
2006年6月9日(金)
入梅入り
6月9日関東地方が梅雨に入りました。

私の子供の頃の梅雨は、しとしと と雨が降り続くという感じで覚えているのですが。

最近の梅雨は、ザーと降って、むしむしと晴れる。

これも温暖化の性???。
考えすぎでしょうか。

雨の鳥、2題。

雨にしょぼくれるツバメ。

土砂降りの中で電線に止るキジバト。

しかし、寒くないのでしょうか。この状態で羽ずくろいをしています。まさか、水浴びの代わりとは思えないし・・・・。

雨はいや

誰か傘を貸して!
2006年6月8日(木)
箱根のキジ
本日は箱根に鳥見に行きました。ついでに、温泉に入るかということで。

キジの夫婦に出会いました。雄のキジは警戒心も無く、いつも顔を出します。
しかし、雌のほうは用心深く、物陰に隠れて餌を探し、人が見えるところに姿を見せません。
やっと写せた写真が上の1枚。
右下に赤いものが写っているのが、キジの雄です。

下の写真は、キジの雌に見事にしてやられた写真です。デシスコの写真は、目が命です。
デジカメの液晶画面で野鳥の目にピントをあわせて。レリーズを押します。

デジスコでは、鳥が動いてぶれる写真が沢山出来上がります。普通は、鳥全体が動いて、被写体ぶれとなるのですが、この写真はなんと目にピントが合ったのに、他の部分がすべてぶれたという写真です。
超望遠で低速シャッターをベースとするデジスコの弱点を見事にキジにつれたかんじです。

このキジを写して、食事をして箱根湿生花園に行ったら、ガビチョウに鳴かれ、さらに雨が降り出し、温泉に入って終了となりました。

えさをあさるキジの雌

これぞデシスコの弱点
2006年6月7日(水)
トンボの狩
本日は、サンコウチョウを見ようと出かけました。
杉林で2つがい。見たには見たのですが、さっさと飛んで行かれて、写真に写すヒマがない(別の言い方をすると腕が悪く写真に写せない)。

さらに探すと、巣作りしているペアに合えました。しかし、巣作りの写真はホームページに出せないなと考えながら川を下ってくると、「ボトン」という感じで、何かが落ちてきました。

「ん?」と見ると、トンボがアゲハを捕まえて、重たすぎて落ちてきていました。
珍しいものを写しました。

サナエトンボの一種が、空中でクロアゲハを捕らえ、大きすぎてそのまま落ちてしまったようです。
しかし、トンボはすごい。自分と同じぐらいの大きさのものを獲物として狩るのですから。

おまけはもう一つのトンボ、多分オオカワトンボだと思うのですが、正確には分かりません。

トンボは金属色の物が多く、今後写真に写したい被写体です。
しかし、トンボを見分けるのは難しい。


サンコウチョウがトンボに化けたお話です。

サナエトンボ?の狩

オオカワトンボ?
2006年5月31日(水)
戸隠高原
赤倉温泉を8時ごろ出発。地道で、戸隠高原に向かう。国道18号から柏原で右折、戸隠神社方面へ。
山道に入ると、野鳥の鳴き声が多い。
森林植物園周辺で探鳥。
ゴジュウカラ、シジュウカラ、アカハラ、アカゲラかなりの種類の鳥が鳴いている。
高木が多く写真を写すのには向いていないのが残念。

高山植物園を中心に歩く。

みどりが池周辺で地面を歩くゴジュウカラ。
ゴジュウカラは、木の幹を逆さまになって降りてくるのが普通?と思っていたので、地面を歩いていたのはびっくり。
巣材でも探していたのでしょうか。

マヒワが10羽ほどの群れで、飛び回っていました。
この鳥は、小さいので写すのが大変。
探鳥している人は沢山居ましたが、ほとんどの人がこのマヒワの横を素通りしていました。
見慣れているのか、気がつかないのか。
やっと写した一枚。

地面を歩くゴジュウカラ

小さなマヒワ
2006年5月30日(火)
赤倉温泉でキビタキ
ブッポウソウが見たくて長野県栄村へ。
事前に調べた場所、二ヶ所で3時間ほど待ちましたが出てきません。
やはりガイドしてくれる人が居ないと駄目かと、あきらめて、妙高高原へ。

イモリ池周辺で探鳥。
水芭蕉はほとんど終了。13時を回っていたからでしょうか、あまり鳥の声が聞こえません。
オオヨシキリとカッコウしか見つからず、雨がちらちら、あきらめて赤倉温泉へ。途中の別荘地でキビタキ・アオジ、ウグイスが鳴いていました。

しかし、キビタキはきれいですね。
でも、暗い林の中では、意外と目立たないので、探すのは大変。意外と林の中では保護色です。

ということで、遊んで呉れてのは、この子とアオジだけで本日終了。




2006年5月27日(土)
モズの親子
酒匂川にササゴイを探しに行きました。

居りません。というより見つかりません。
河原と堤防をうろうろ。オオヨシキリの鳴き声。セキレイ、キセキレイ、カワセミ、ダイサギ、アオサギが居ります。
堤防の横でオオヨシキリが鳴いたので、探してみると見つかりません。

モズのお母さん?が、得意の、百舌でまねをしてだまされたようです。

またまた親子シリーズで、モズのチビ。
意外とかわいいのです、これが。

子供の頃は、小さな猛禽もけっこうかわいいです。
羽の縞模様もなんとなく、いいですな・・・。

お母さんと一緒


2006年5月26日(金)
卯の花
自然観察の森にて。

1ヶ月ほどご無沙汰をしておりました。
行ってみるとびっくり、草木の新芽が吹き、
野鳥を探すのが大変な状態。
ほとんど見つかりません。

もう卯の花が満開。

おまけが、アゲハチョウ。
大分長生きをしたのでしょう、少し色あせていました。
多分、クロアゲハだと思います。

いい季節になりました。野鳥を探すのは大変ですが。




2006年5月25日(木)
春の渡りの終了

野島で見れる春の渡りのメインは、ハマシギ・メダイチドリの二種類です。
これ以外に、キアシシギが7月ぐらいまで、だらだらと渡りを続けます。いつの間にか秋の渡りになってしまいます。
ハマシギは、秋の渡りのコースが違うのか、秋には野島に寄りません。

例年5月20日ぐらいを最後に野島を通過します。今年は、少し遅く5月23日のメダイチドリが最後のようです。
全体的には数が少なかったような気がします。

今年は、チュウシャクシギは見れましたが、キョウジョシギに合えませんでした。

写真は、5月11日のチュウシャクシギです。
2004年は1羽。2005年は3羽、今年は2羽で終わりのようです。
小さな野島の干潟では、この程度の数しか生活できないのだと思います。



2006年5月22日(月)
お口をあけて 「あーん」
スズメの一番子が巣立ったようです。
自宅の近くの、きいちごの上で、「ちょーだーい」と小さいけど大きな口をあけて、おねだり。

すかさず、お母さんが近くのきいちごをもぎ取り「さあお食べ」と口の中に突っ込みます。

子雀「んぐぐぐぐ・・・・」とくわえるのですが、このぐらいの大きさだとほとんど落としてしまいます。

落としてみて、子雀は、「ぽかーん」としています。
が すぐに、「ちょーだい」「んぐぐぐぐ・・・・」の繰り返しです。

子雀も、人の子供と同じで、すぐ食べこぼします。人の親はすぐ拾って食べさせてあげるのですが、スズメはそうは行かないようです。

小さくちぎって、食べさせてあげればいいのにと思うのですが。

最近、カラスがスズメの巣を作っている屋根を覗き込んでいます。カラスの狩も始まったようです。
「カラスなんかに捕まるなよ」、と願いつつ。

「ちょだーい」

「んぐぐぐ・・・・」
2006年5月17日(水)
春の焼尻・天売島 3
朝一番に、海底観光船で海からの探鳥の予定。こちらも強風により中止。天売島のもう一つの観光の目玉が風に吹き飛ばされる。
バスで島内の観光。ウトウ・ナイトツアー観察地・赤岩展望台。海鳥観察舎・観音岬を強風下に見学。観察舎ではゴマ粒大に見えるケイマフリ、観音岬ではウミネコの繁殖地等を見学。

昼間ウトウの巣を遠望すると、その数の多さにびっくりする。

羽幌へのフェリー航路で、再び海鳥の観察。目が馴れたせいか、ウトウを裸眼で識別できるようになった。また、ウミスズメと思っていた鳥は、アカエリヒレアシシギ。大群で居たハシボソミズナギドリも見ることができた。


  近くで見るウトウの巣

  遠くから見るとこのような感じ。

海上のウトウ

アカエリヒレアシシギ

ハシボソミズナギドリ
2006年5月16日(火)
春の焼尻・天売島 2  

大荒れの海を焼尻島に向かう。小さなフェリーのため大揺れ。フェリー上で海鳥を探すとミズナギドリ、ウトウを見ることが出来ました。
ケイマフリとアビ?らしきものをチラッと見たと?。
焼尻島に到着。タクシーにて鷹ノ巣園地に行き、ウミネコとオオセグロカモメの歓迎を受ける。前日の名残の強風のため、鳥の声が聞き取れない。
オンコ原生林でノゴマ、ムシクイにやっと合える。原生林自体はあまり大きな林ではない。冬場の強風のために木が上にのびる事ができず、横にのびた感じがする。木が矮小なせいで古木の原生林という感じがしない。
民家近くの小さな沢でやっと北海道名物のノゴマ、きれいなオオルリを見つけました。

午後は天売島に向かう。
天売島は、ウミネコが一番多い。次がオオセグロカモメ。しかし、一番目立つのはハシブトカラスの多さである。
地元の方の案内で、島内散策。アトリ、ノビタキ、オオルリ、シマエナガ、ヒレンジャクと数は少ないが出現する種類は多い。
林を抜け、人家近くのお寺から厳島神社にかけての道で、再び野鳥が増える。ノゴマ、アカハラ、キビタキ、コムクドリ、タヒバリと続々と現れる。
焼尻島より野鳥の種類・数ともにはるかに多い。

特徴的なことは、野鳥がのんびりしていること。道端で合った、オオルリが人との距離5m地上高2mの枝で、のんびりしていて逃げようとしない。
渡りにエネルギーを使って、疲れたために動けないのかな、などと考えてしまう。

夕方、日没後はウトウの帰巣見学会。まだ、雛がかえっていないため、ウトウの親は餌をくわえて帰ってこない。
しかし、目の前に降りてきて、巣の前をウロウロする姿は壮観の一言尽きる。素晴らしいものを見せてもらった。
さて、最後のサービスは、天売港にまだ居候をしているトド君がご挨拶です。

   夕方お気に入りの堤防で休むトド


  昼間帰ってきた漁船のおこぼれを待つトド


北海道といえば
ノゴマ・・・日の丸です

同じく北海道のアイドル
シマエナガ

天売名物
ウトウ



天売島のトド君だけを登場させるのは不公平です
こちらは、焼尻島のアザラシ

2006年5月15日(月)
春の焼尻・天売島 1 羽幌 

ゴールデンウィークの雑踏が終了。現役で働いている方々の邪魔をしないよう、私のような引退族は、これからが夏鳥のシーズンです。

ということで、いきなり北海道の離島へ。
羽田7時35分に出発。9時過ぎに旭川空港着。そのまま羽幌港に向かう。着いてびっくり、強風で波高く、フェリー欠航。アゼンボウゼン
ここまで来てどうするのということで、羽幌に一泊。

悔し紛れ、というより他にやることもなく、羽幌港で探鳥。ウミネコ大多数、オオセグロカモメ、ウミウ少数。
かわったところで、標識付ウミネコ、生態調査でもしているようです。
羽幌川沿いに、探鳥。なんと北上中の旅鳥セイタカシギがおりました。次は、夏鳥のノビタキ・続いて冬鳥のツグミ。夏鳥・冬鳥・旅鳥と野鳥の揃い踏みです。
これ以外に、オオジシギ、ヒバリ、ホウアカもおりました。
       ノビタキの嬢ちゃん

標識付ウミネコ、左右の翼に朱色のタグをつけています。

セイタカシギ
2006年5月11日(木)
雨の干潟のコチドリ?

ゴールデンウィークの野島は、潮干狩りの人でいっぱい。
シギとチドリを見るには、干潮の時に行かないと見れません。

人に追われるシギ・チを見るのはなんとなく可哀想で・・・連休中の干潟もうでは休止。

連休明けに久しぶりに魚釣りに行き、遠くを飛ぶオオミズナギドリを見てきました。

本日、雨降りなれど干潟に行ってみた。
雨のため、潮干狩りの人は、ほとんどいません。メダイチドリ、ハマシギ、キアシシギがあわせて30羽ほど干潟に広がって、のびのびと餌を拾っていました。

珍しい客人が1羽、コチドリだと思いますが、干潟をちょろちょろしていました。
目の周りの、黄色のアイリングが特徴です。

チュウシャクシギを2羽チラッと見ましたので、次回あたりの日記に載せる事ができると思います。これで昨年野島に顔を出して見ていないのは、キョウジョシギだけのようです。

しかし、人がいないとシキ・チドリがのびのびしていて嬉しいですね。





2006年5月1日(月)
金沢区のオオルリ

昨日(4/30)見つけたオオルリ君を何とか写真に写したいということで、本日も6時に飛び出してオオルリ君探し。

幸いにも、昨日と同じ場所。

小さな谷すじでさえずっています。できれば真横から写したいのですが。

昨日、真横のがけっぷちまで近づいたのですが、谷の反対側の木に逃げられました。

本日は、とても近づけないところのため、谷の一番下から45度ぐらいの角度でねらいました。

距離は50mぐらい。少し遠い。

距離があるため、写りがイマイチ。

嫁さんを見つけて、金沢区で繁殖してくれれば嬉しいのですが。





2006年4月30日(日)
お帰りなさい
4月3日に夏鳥のツバメが帰ってきました。

4月24日には、オオヨシキリの鳴き声を聞き、池子の米軍管理地に飛んでいきました。
竹やぶの中で、白いお腹をちらり、「ギョウギョウシギョウギョウシ」の音声サービス付き。
横浜市の外れですので、当然葦などは生えていません。そのまま通過です。
2年ぶりに自宅近くによってくれました。
滞在時間、2時間です。

本日は、なんとオオルリ君も見ることが出来、さえずる声も聞けましたました。

あとは、メダイチドリとハマシギの到着を待つだけ。という事でここ2−3日は、毎日野島海岸に探しに行っていました。

本日やっと、メダイチドリ20羽、ハマシギ20羽、おまけのキアシシギ1羽のご一行が到着しました。
このご一行は、約1ヶ月程滞在してくれます。しばらく目の保養ができます。
ゴールデンウィークのため、潮干狩りの人出が多く、メインの餌場をすべて人間に占領され、干潟の隅で餌を拾っています。

市民が、潮干狩りをしてくれるおかげで、この干潟は埋め立てられずに残っているような気がします。
シギ・チドリには、少し我慢をしてもらいましょう。



潮干狩りの人に餌場をとられて、指をくわえてみているシギ・チドリ

ダンディなメダイチドリ

干潟の隅で餌をとるハマシギ


少し早めにおこしになったキアシシギ


2006年4月28日(金)
自宅の近くのメジロ

我が家の目覚まし替わりのメジロ君です。

まず暗いうちからカラスが鳴き始めます。

次がこのメジロ君。ラストがスズメです。

しかし、良い声でさえずります。これで道路を走る車の音がしなければ、最高なのですが・・・・・。

なかなかシャイなメジロです。部屋の中から、デジスコをセットして、写そうとすると、すぐいなくなります。
フィールドスコープが大きな目玉に見えて、怖いのでしょうか。
やむなく、最初からデジスコをセットしておいて、来るのを待ちます。そうして写した写真です。

ただ止っている姿はキリッとしている良い男です。
しかし、さえずりだすと怖い顔になります。
テリトリーを守るのは大変なのでしょう。
というより、まだ嫁さんが見つからないので、必死になっていたりして。

しかし、さえずっているときに開く、お口の大きなこと。





2006年4月24日(月)
自然観察の森でウグイス
同じく自然観察の森でウグイスです。

春のさえずりの時期は、ウグイスを写す、最大のチャンス。と言うより、どしろうとには唯一のチャンスです。

この時期を除いたら、「チャ チャ」という谷渡りしか声を聞けません。このときのウグイスは、藪の中の潜航艇。とても写真には写せません。
今の時期なら、10羽に1羽くらい、のんきな子がいてモデルになってくれます。
多分、隣のウグイスがテリトリーに近づいたため、人間が目に入らなかったようです。

一生懸命さえずるウグイス(下)↓
人に気づき、どうしようと困ったウグイス(右)→






2006年4月24日(月)
自然観察の森でホウジロとルリタテハ

散歩がてら自然観察の森に行けば、いつも地面や藪にいるホウジロが、なんと松の木の天辺でさえずっています。

春なのです。あの引っ込み思案の、ホウジロ君まで、さえずり始めました。

めずらしい鳥には合えませんが、いつも見ている、なんでもない鳥のめずらしい行動に出会いました。

やっぱり野鳥は木の上でさえずっている姿が一番。


やはり、春の名物、蝶の姿、とくにツマキチョウを写したくて、自然観察の森に通うのですが、なかなか写真に取れません。

ツマキチョウはたくさん飛んでいますが、なかなか花や草に止ってくれません。
指をくわえて素早く飛び去るツマキチョウをながめていたら、なんと越冬したルリタテハが目の前で日向ぼっこ。

偶然を喜んでパチリ。

この蝶も減りました。なかなか見れなくなりました。


ホウジロ

ルリタテハ


2006年3月13日(月)
自然観察の森でクロジとアオゲラ

大分暖かくなってきました。
冬鳥がだいぶ渡りはじめているようです。

金沢区の野島でも、カモがだいぶ減っています。最後まで居るヒドリガモだけになってきました。
ユリカモメも四分の一程度に減っています。

水鳥が居なくなると、やむなく山の方に足が向きます。という事で、自然観察の森へ。
「シジュウカラでもいいや」という気持ちでいつたら、大当たりでした。
スミレが一輪咲いていました。春はもうすぐ。

アオキの影でごそごそしている、クロジをゲット。2年ぶりのご対面。

帰り際には、アオゲラのおまけが付きました。昨年の9月にお会いしてから、これまた、半年ぶりの再会です。

自然観察の森にはかなりクロジが居るようですが、見ようとするとかなり大変。長い時間粘ってやっと見れるかどうか。
暗いアオキの林の奥で、がさがさ・ごそごそしているのを見つけるのは大変です。まして写真で写そうとするとこれまた大変。


たった2時間半で、古いお友達に久しぶりに会えました。


クロジ

アオゲラ
2006年3月2日(金)
荒崎でクロサギ

ここ一週間は、雨と曇り。天気が悪い。
デジスコを担いで出かけても、写した写真に良い色が出ない。
出かける元気がなくなる。
昨日は、自然観察の森に出かけた。
鳥も少ない。ヨモギの芽が出始めていて、
春はまじかという感じ。
カラ類の雄がまめにさえずり出している。

本日も曇りだか、目先を変えて、荒崎に行ってみた。イソヒヨドリの雌が居たので、近づくと目の前を黒雑巾が飛んで行く。
クロサギのご夫婦?のようです。
海岸を500mほど歩いて餌をあさっているところを見つけて写しました。

上の写真はキッスデジタルN+400mm+1.4テレコン。

下の写真は
NIKON ED82フィールドスコープに75倍の接眼をつけ、クールピクス7900にて撮影。
75倍の接眼は、少し太めに写るような気がします。


空とぶクロ雑巾
クロサギの正面顔


2006年2月22日(水)
アオゲラを探しに

天気もよく、暖かくなったので、本日は箱根にキツツキを探しに行く。
箱根は、午前中、天気もよく暖かい。富士山もくっきりとよく見える。

箱根では、ホウジロ、ツグミ、シロハラ、シジュウカラと冬鳥も多い。

2時間粘ってやっとアオゲラに出会う。
本日のデジスコは、接眼レンズを最大の70倍を初めて使用、超望遠という事もあり、ブレ防止が大変。

これ以外の鳥でガビチョウに出会う。
このガビチョウ、そこらじゅうで合えるようになってきている。
日本の風土に合うのか、不思議と山奥で合うケースが増えている。
神奈川県では西丹沢の丹沢湖、山梨県の山中湖、秩父の両神村。
鳴き声がきれいだかうるさいの一言に尽きる。他の鳥のモノマネもうまい。一生懸命探して、ガビチョウを見つけるとがっくりする。


アオゲラ

水浴び後のガビチョウご夫婦?


2006年2月8日(水)
ヨシガモを見に行く


本日は、相模川の磯部の堰に、ヨシガモを見に行ってきました。金沢区ではなかなか見れません。埼玉県まで行けば見れるようですが、ちょっと遠いですし。
堰の周りには、カモ類、カワウ、ダイサギ、カイツブリ、セキレイ類がいます。
ギャラリーは私以外は1名のみ。
河原が広くて、デジスコでも、少し遠いのが難点。
ヨシガモが2羽川の中央で泳ぎながら餌をとっていました。
それ以外のヨシガモはテトラポットの上で15羽ほどお昼寝中。
雄の頭はナポレオンの帽子のような形をしています。光の具合で青色の頭が茶色に見えたりします。

2時間ほど見てから、さらに上流に行くとセグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、タヒバリとセキレイ類の展覧会をやっておりました。
これまた、遠くでチョコマカ動くタヒバリを写して本日終了。




泳ぎながら餌をとるヨシガモ

タヒバリ


2006年1月30日(月)
トラさんとの出会い


本日は、ひさしぶりに自然観察の森へ行く。
前回行ったときに、オオオタカらいし鳥が飛んで逃げるのを見たので探しに行く。
一通り歩いて見るも、やはり鳥が少ない。
年初に来た時より、シロハラの気配3回。
アオジを直接見ることも出来たので、冬鳥は増えているような気がする。
それでも、昨年と比較して、極端に少ない。
帰ろうとしたとき、タカらしい鳥が見晴台の方に飛んでいった。
早速、ゆっくりと探しに行く。
いくら探しても、居ない。あきらめかけて帰ろうとしたところ、道の横の藪で誰かがガサゴソとしている。
シロハラ君が落ち葉をひっくり返しているな。今年はまだ1枚も写していないので写してやろうと藪を見通す。
見つからないが、どこに居るか分からない。
何か木の枝と葉の影で動く。
こちらは動かず、ゆっくの待っていると、なんとトラツグミのお出まし。

昨年、称名寺で一度、トラ模様を見てから初めてのご対面です。
人通りも多く、そのたびにカメラとデジスコをどける。
トラちゃんも、その度ごとに藪に身を隠す。
待つこと30分。トラちゃんも落ち着き、やっと全身を見せてくれたので写真を写して終了。
自宅に帰り、パソコンで見て、この模様の美しさにはびっくり。
鳥見、2年目にして初めて写真に写しました。


上手に身を隠すトラツグミ


やっと全身を見せてくれる。


2006年1月29日(日)
あなたは だーれ?

今年の冬は、何かおかしい。
冬鳥が少ない。
ツグミをはじめ、シロハラ、シメ等の冬鳥も1回見ただけ。
カモ類も、殆どの種類が来ているが、全体的に数が少ない。
あまり冬鳥が見れないため、長浜公園まで遠出する。
長浜公園のカモも少なく、目新しいものが居ない。やむなく近くの公園に行く。
ここでもカモが10羽程度。
鳥が居ないとがっくり。

周りを見渡すと、白いとりとスズメが居る。
文鳥が篭脱けして、スズメの群れに混ざっているのかとよく見れば、・・・・・・・???。
なんと、スズメの白化固体でした。
珍しいものを見せてもらいました。


写真上・・・・・仲間のスズメと一緒

写真下・・・・・白化固体のクローズアップ
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